Unreal Engine 5(UE5)は強力なゲームエンジンですが、ストレージを大きく消費するため、不要になったバージョンをアンインストールしたいという場合も多いかと思います。
本記事では、UE5のアンインストールとUnreal Engine関連でストレージを圧迫しやすいフォルダをご紹介します!
Unreal Engine をアンインストールする手順
Unreal Engine の各バージョンのアンインストールは、Windowsのアンインストールからはできません。
Epic Games Launcherからアンインストールすることができます。
- Epic Games Launcher を起動します。
- 左側のメニューから「Unreal Engine」そして 「ライブラリ」タブを を選択します。

3. 各バージョンのエンジンにカーソルを合わせると左上に×マークが出るので、×をクリックするとアンインストールできます

ストレージを圧迫するフォルダ

Unreal EngineやFABのアセットはキャッシュを生成することで、2回目以降の読み込みを速くしています。
それがゆえにキャッシュがストレージを圧迫していきます。
DerviedDataCache を削除する
「DerviedDataCache」は、シェーダーコンパイルのキャッシュなどを保存しているフォルダです。
2回目以降プロジェクトを開くときに1回目より速いのは、このキャッシュが使用されているからです。
ただ、Unreal Engineを使用するたびに増えていくので、定期的に削除するのがおすすめです。
「DerviedDataCache」は下記のいくつかのディレクトリにあります。
- C:\Users\UserName\AppData\Local\UnrealEngine\Common
- C:\Users\syumu\AppData\Local\UnrealEngine\[version]
- C:\Program Files\Epic Games\UE_[version]\Engine

これらのディレクトリ内の「DerviedDataCache」中身を削除します。
削除後の初回の起動速度が少し遅くなりますが、動作に影響はないので、ご安心ください!
また、各プロジェクトフォルダにも「DerviedDataCache」があるので、こちらも削除しても大丈夫です。

VaultCache を削除する
VaultCacheは、FABからアセットなどをダウンロードすると、ローカルの「VaultCache」というフォルダにデータが保存されます。
こちらも削除しないとひたすらに溜まっていきます。
「VaultCache」のディレクトリは下記から確認することができます。
また、ディレクトリの変更も可能です。
- Epic Games Launcherの左下の「設定」を選択

2. 少し下に行き「ダウロードキャッシュ用フォルダを編集」を選択

ここでディレクトリの確認と変更が可能です。
特に速度を必要とするものではないので、容量の多いディスクやHDDに設定しておくのがおすすめです!
まとめ

Unreal Engineをアンインストールする方法とストレージを圧迫しやすいフォルダをご紹介しました。
Unreal Engineのアンインストールは、Epic Games Launcherから簡単に行うことができます。
また、ストレージの容量を圧迫しがちな「DerviedDataCache」と「VaultCache」を定期的に削除するのもおすすめです!
このサイトでは、こういったゲームエンジンに関連した情報やUE5の使い方やチュートリアルなどを発信しています。
【UE5の使い方】シリーズでは、Unreal Engine5の使い方をUE4、UE5を使ったことのない方にもわかるようにUE5の基本的な使い方を解説しています。
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